2016年11月21日月曜日

新アルバム「YanagikOji」をピアノの視点から

「YanagikOji」 / 大山田昌誠師平と大八木夏央の眼鏡六弦
Vo&Gt.大田誠師, Pf.山田昌平, Gt.大八木夏央
ギター2本と鍵盤と歌だけで作った
CDアルバム 「YanagikOji」が完成しました!
スタジオ録音2曲とライブTAKE5曲の、全7曲入り。

鍵盤で携わった視点から、このCDについて書きます。
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2016/11/20 Release
「YanagikOji」 / 大山田昌誠師平と大八木夏央の眼鏡六弦
 Lyrics & Music. 大田誠師
 Vo&Gt.大田誠師, Pf.山田昌平, Gt.大八木夏央
¥1,500(+tax)

track1 笑い声のうた

track2 ルリカケス(Live ver.
track3 梅の花 (Live ver.
track4 誰にも言わずに失わず (Live ver.
track5 ツイスト (Live ver.
track6 無題 (Live ver.
track7 水の畔
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もともと作詞作曲の大田誠師君の曲が好きで、一緒にライブをすることが多かったので、こうやって演奏を形に残すことができてとても嬉しいです。

ドラムもベースもいないシンプルな編成なので音にもこだわりました。
大田君の歌の魅力が浮き立つような、仕上がりになったと思います。


■スタジオREC


録音スタジオで使用したマイク「NEUMANN U87Ai」で拾った音は、
ピアノ弾きで、あまりマイクの違いを意識したことがない私でも、
「生音より生音っぽい!」と明らかな違いに感動してしまうものでした。

夏央君のアルペジオから始まる
track1「笑い声のうた」。
クリアで暖かいギターの音で、このCDは始まります。

スタジオレコーディングの技術的な記録は、
エンジニア安楽謙介さんの書いた記事で。
アコースティック形式のミックス例① (素材:track7 水の畔)

track7 「水の畔」。
普段ギターで弾き語っている大田君が、ピアノとのデュオでイントロもなく歌いだすという珍しい始まりです。
ピアノの演奏も「水」感を意識して、イメージに近いものを表現できたと思います。


■ライブREC


ライブTake 5曲の録音場所は、西荻窪の柳小路にある沖縄居酒屋「赤い鼻」。
2階座敷に録音機材を持ち込み、公開レコーディングをしました。
スタジオの中では出せない、臨場感や勢いが切り取れたと思います。
ちゃんとした機材で、いいエンジニアにミックスされると、畳の上で録音したとは気付かれないであろう素敵な音になりました。

track6「無題」。
鬱で心がクテっとなってしまった友達から浮かんだという1曲。
ライブTakeに、メロディオンや、オモチャのようなmicroPIANOを使って、後から音を重ねました。
一人だけでいる部屋の広さみたいな音楽をイメージしました。
この曲はミュージックビデオも公開しました。


■CDのデザイン


私が大田君の歌を好きな理由の一つが、彼の書く歌詞です。
CDを購入した人が、歌詞カードに目を落としながら聴いてくれたら理想だなぁ。
という想いがあって、パッケージにもこだわりました。

三人のイラストを肋さゆりさん。
「大山田昌誠師平」のライブに、いつも味のあるフライヤーを作ってくれています。
過去のフライヤー達
今回も特徴をとらえた素敵なイラストを描いてくれました。

CD全体のデザインを阿部仁美さん。
以前にも何度か私のCD制作でデザインを引き受けてくれている、信頼しているデザイナーです。
丁寧にヒアリングをしてくれた上で、
三人の奏でる音を「色の三原色"シアン(Cyan)、マゼンダ(Magenta)、イエロー(Yellow)"」に準え、ぱっと目を引くポップで素敵なパッケージに仕上げてくれました。
布のテクスチャーをいれて暖かさを出した歌詞カードは、まさにに手に取ってほしいです。

携わった人たちが連鎖するようにそれぞれの魅力を引き出しあったアルバムです。
「YanagikOji」/ 大山田昌誠師平と大八木夏央の眼鏡六弦
是非買ってください!


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私に直接コンタクトしていただくか、ライブ会場でも購入できます。

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